マンションは戸建て住宅と異なり、リフォーム可能な専有部分と、リフォームができない共用部分があります。
内装は専有部分にあたるのでリフォーム可能ですが、玄関ドアは共用部分なのでリフォームすることができません。
また、ベランダ・バルコニーは専有部分であると思ってしまいがちですが、共有部分であるため勝手にリフォームをすることができない部位です。
玄関ドア、ベランダ・バルコニーに共通しているのは外側から見えるという点です。
外から見えない内装は自由にリフォームすることができるので、玄関ドアでも内側の塗装は内装にあたるのでリフォームOKである場合があります。
玄関ドアやベランダ・バルコニーをリフォーム可能にしてしまうと、マンションの外観デザインの統一性が損なわれてしまうというのが理由のひとつです。
マンションによって規約が異なるので、マンションリフォームをする際は必ず規約を確認してから行うようにしましょう。
マンションリフォームでは間取り変更は構造によって制約がされている場合もあるため、間取り変更についてもマンション側に確認しておいた方が良いでしょう。
IHクッキングヒーターも自由に設置できると考えてしまいがちですが、消費する電力量が多いため、電気容量が足りない可能性があります。
足りない場合は容量を増やすことができるかの確認が必要ですので、IHクッキングヒーターの設置もマンションに問い合わせる、または電力会社に問い合わせて確認しておきましょう。
水まわり設備の交換に制限はなく、キッチン、浴室、トイレ、洗面室をリフォームすることが可能です。
水まわりリフォームに伴って排水管の移動が必要な場合は確認が必要です。
このようにマンションリフォームでは確認しておくべき事項が多いですが、確認してリフォームが可能であれば戸建住宅と同じように間取り変更したりIHクッキングヒーターに交換したり、自由なリフォームができます。
